uCloudlinkが2019年5月の特許侵害訴訟に関する最新情報を提供
2019-09-24 16:58:38

2019年9月3日-- UCLOUDLINK GROUP INC.(以下「uCloudlink」又は「同社」といいます。)は、2019年8月28日、同社の完全子会社であるHongkong uCloudlink Network Technology Limited及びUcloudlink (America) Ltd.が、米国ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所(以下「SDNY」といいます。)から、2019年9月1日以降、米国内で米国特許第9736689号(第’689号特許)を侵害している「デバイスの販売、販売申込、輸入、[及び]使用権の付与」を禁じる差止命令を受け取ったことを本日付で公表しました。本件で言及されている侵害デバイスとは、ポータブルWi-Fi端末G2、G3及びU2シリーズ(2019年6月1日より前にリリースされたバージョンのソフトウェアが使用されているもの)、及び、グローバルフォンS1シリーズ(2019年8月1日より前にリリースされたバージョンのソフトウェアが使用されているもの)です。uCloudlinkは、第’689号特許を侵害していないと信じており、同判決について、米国連邦巡回控訴裁判所に控訴する予定です。この控訴事件については、知的財産権の分野で世界有数の法律事務所であるFish & Richardson P.C.が同社の代理人を務めます。


uCloudlinkは、バックエンドサーバー、ポータブルWi-Fi端末及びグローバルフォン用のアップグレード版ソフトウェアの提供を5月の頭から開始しています。当時よりuCloudlinkのウェブサイトにお知らせが掲載されておりますが、その内容は、https://jp.ucloudlink.com/html/20190831/317.htmlでご確認いただけます。SDNYによる差止命令日現在、米国にあるほとんどのuCloudlinkのポータブルWi-Fi端末及びグローバルフォンには、すでに新バージョンのソフトウェアが適用されています。侵害に関するさらなる紛争を避けるため、今後、uCloudlinkは、米国内のすべてのポータブルWi-Fi端末について、2019年6月1日以降にリリースされた新バージョンのソフトウェアへのアップグレードを行うとともに、米国内のグローバルフォンにインストールされたすべての「GlocalMe」というアプリケーションを新バージョンにアップグレードします。

uCloudlinkの販売担当責任者であるGao Wenは、「uCloudlinkは、第’689号特許を侵害していないと強く信じており、先の決定に対し控訴する予定です。私達は、その間に、SDNYによる差止命令によって、当社のグローバルオペレーションが大きな影響を受けることはなく、米国内の事業に関する限りでは、影響はごくわずかであると考えています。」と述べています。


また、Gao Wenは、「当社のバックエンドサーバー、ポータブルWi-Fi端末及びグローバルフォンに、5月及びそれ以降にアップグレードされるソフトウェアがインストールされると、当社は米国においてSDNYの要求を完全に遵守することとなり、以後、当社デバイスは第’689号特許を侵害せず、したがって、米国でのuCloudlinkの事業に当該差止命令はもはや無関係となるでしょう。」と述べています。


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